トルコ石の名前の由来は、トルコで採れる石だからだと思われがちですが、実は3000年以上前にペルシャでとれたトルコ石がトルコを経てヨーロッパにもたらされていたことが名前の由来です。
昔からのいい伝えでは、トルコ石は色を変化させて、それを身につけた人を危険や病気から遠ざけると考えられてきました。
ひとくちにターコイズブルーといっても、鉄や銅の含有量によってスカイブルーから緑色まで変化に富んでいます。
水色は、乾いた大地を潤す水を象徴するので、イライラしている現代人の感情を和らげ、勘の強い子供には健全さを取り戻し、心から不安を洗い流してくれます。
視力、喉や肺などの呼吸器系統、肝臓や胆嚢などにもよいとされます。
トルコ石を持つと人生を違った視点から眺められるようになり、自分の生まれてきた意味や役割についての洞察をもたらしてくれるとされます。
その穏やかな波動のせいでしょう、持ち主は 自然と周囲の徳望を得て、皆から引き立てられ、昇進を果たすという暗示もあります。
また邪気祓いとしてのパワーもありますが、タイガー・アイのように相手に牙を剥いて戦うというよりは、邪気を逸らして持ち主を守るタイプです。
変に戦ってしまうと火に油を注ぐような状況なら、ターコイズのような受容型タイプの守り石を持つ方がよいでしょう。
この石はそのパワーを使い切ると変色したり、自ら割れたり色を変えて災難除けとなるとも伝えられます。